もしも展示ホールの火事を見たことがあるなら、なぜ主催者とホール所有者が火災を防ぐために手を尽くすのかが、おわかりでしょう。
煙は、ホール全体に充満します。他のブースや通路には灰が降りそそぎ、消火用の水が隣のブースまで飛び散ります。私たちは以前、設営中の近くのホールでそうした状況を目にしたことがあります。それはひどい騒ぎで、開場時間中でなくて良かったと思いました。もし開場時間中だったら、パニックになった出展者やビジターによって、ますます混乱し、危険なことになっていたでしょう。幸いなことに、規則やその他の予防手段のおかげで、火災が起こることは、めったにありません。
とりわけ、このような規則は、すべての建築資材を耐火性または難燃性のものにするように求めています。世界中のイベントで使用される資材はすべて、耐火性を示すある種の証明書または証拠が必要です。とくに燃えやすそうな資材については、防火管理者によりチェックされる可能性が高いです。しかし、グラフィックスやパーティションや天井に使用する背景用の紙や薄い布地には、安全基準を満たすように化学的な処理をされたものがあります。サービス契約企業は皆、これらの規則をよく心得ていて、それを守りますから、出展者が心配することは何もありません。
しかし、もしこの規則に触れそうな展示品を持ち込むなら、おそらく事前にそれらの扱い方を確認した方がいいでしょう。すべてのショー・マニュアルには、危険な資材について明確な情報が記載された部分があります。
ブースのアイディアの邪魔になるような規則もあります。たとえば、一部の会場では、会議室に通ずるドアには、非常時に外部が見えるように、窓を付ける必要があります。その場合は、たとえプライバシー上の理由から完全に隔離された部屋を作りたくても作ることができません。二階建てのブースには、階段について非常に厳しい規則がある場合が多いものです。これは、階段が上階からの非常出口と考えられるためです。場合によって煙感知器やスプリンクラーシステムを設置する必要があれば、それを予算に組み入れる必要があるので、防火規則のために余分なコストがかかる場合があります。
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