ース建築施工者の観点から、私たちはすべてのブースについてフロアを高くすることをお勧めします。そうすれば、ケーブルをすべて床下に見えないように取り回せるので、配線がずっと簡単にきれいにできるからです。それは間違いなく高級な市場イメージを与えてくれます。
電源やネットワークに接続する必要がある物がすべて壁沿いにあるような小さなブースには、これは必要ありません。あるいは、独立したテーブルやカウンターを頭上の板や何らかの梁で接続するデザインにも、必要ありません。このような場合は、すべてのケーブルを頭上もしくは壁の裏にほとんど見えないように取り回すことができます。
それができない場合は、ケーブルをカーペットの下に取り回さなければなりません。デザインと品質の観点から、ケーブルが取り回されている部分のカーペットがふくらんでいるのは、好ましくありません。落ちてきた物や鋭いかかとがぶつかってケーブルが露出してしまい、むき出しの電源ケーブルに接触するといった危険な状況を引き起こすおそれがあるため、カーペットの下にケーブルを取り回すことを厳しく禁じている国すらあります。
ですから、あらゆる床材を使って床を覆うことができる高床式構造なら、ケーブルも床下に見えないように安全に取り回せるので、表面がなめらかにすっきりします。
もちろん、スロープを付けたり、プラットフォームがそれほど高くなければ、フロア全体の周囲の端を傾斜させたりして、車椅子でもブースに入れるようにすることを忘れないでください。
割り当てスペースのプラットフォームは、もちろんコストを押し上げる要因になります。しかし、プラットフォームはディスプレイの外観を劇的に高めてくれるので、プロジェクトの予算を計上するときは、プラットフォームのことを考慮に入れることをお勧めします。
ただし、高床式構造に伝統的な問題がある国は、このような推奨の例外になります。
たとえば、アメリカでは、人々はカーペットの下にラバーフォームのパッド層の付いた非常に柔らかいフロアに慣れています。これなら、カーペットの下にケーブルを見えないように安全に取り回すことができます。
あるいは、日本では、個人の家にはすべて、ドアの後ろに屋外と同じ高さの「玄関」と呼ばれる小さなスペースがあり、配達人などはここまでしか入れません。家やアパートの中に入るには、居住スペース全体が屋外よりほんの10〜15cmほど高くなっているので、靴を脱いで一段上に上がらなければなりません。「上がった」ときに初めて、アパートのプライベート空間に入ったことになります。このように深く根付いた伝統がある場合は、ディスプレイを高床式にすることはお勧めできません。この小さな段差が、つねにプライベート空間に「上がり込む」感覚を呼び起こし、靴を脱がなければならないような気にさせるからです。見込みのあるお客様を、こんな気分にさせたくありませんよね?
しかし、もちろん、プラットフォームがあると、どんなブースでも質が「上がる」感じがしますから、一部の文化的背景の障壁よりも、その方が重要であるなら、一概に判断はできません。
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